2024大阪室内リザルト

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新記録・好記録を日程順に紹介していきたいと思います。

アーカイブもYouTubeにあります。

1日目トラック

女子60mH

青木益未選手(七十七銀行) 8″15 大会5連覇

強すぎます。100mHで12秒台の記録を持つ福部真子選手(12″73)・寺田明日香選手(12″86)・田中佑美選手(12″89)が出場されておらず、対抗馬になりえるのは大松由季選手(12″97)だったでしょうか。自己記録・大会記録の更新とはなりませんでしたが、素晴らしいパフォーマンスでした。

大松由季選手も8″20で2着に入っています。

林美希選手(中京大中京高) 8″23 3着 NJI(日本室内高校記録)

高校生ながらU20の部ではなく日本選手権の部に出場し3位…。しっかり着順をとってくるあたりも素晴らしいですが、タイムも出してきました。予選でも8″27で日本室内高校記録を出していましたので、中4時間でどうなるかと思っていましたが、伸ばしてきているのもすごいですよね。

来年から早稲田大学に進学するようです。これからも楽しみですね。

男子60mH

町亮太選手(国際武道大) 7″65 1着

110mHで13″50の記録を持つ町選手が優勝しました。バランスを崩してしまったという高山選手以外にも藤井選手など強い選手は多かったのですが、逃げ切っての優勝です。

というか今や13″50でも学生歴代7位なんですね…、日本のハードル界のレベル上がりすぎです…

本命と目されていた高山選手は不良でハードル練習を積めていなかったようですね。

女子棒高跳

諸田実咲選手(アットホーム) 4m35 NIR(日本室内記録),CR(大会新記録)

日本記録保持者の諸田選手が圧倒的パフォーマンスを見せての優勝です。

4m30台の記録をかなり安定して出してくるようになりました。昨年の4m41、4m48に続いて室内でも日本記録です。間違いなく歴代最強の女子ボウルターかと思います。まだ2月なんですが…春以降の活躍にも期待です。

柳川美空(前橋育英高) 選手 4m03 CR(大会記録)

U20の部では柳川選手が優勝しました。中学生ながら3m90を記録し日本選手権に出場していた柳川選手ですが、昨年から安定して4m台を記録しています。来年以降、レベルの上がってきた学生女子棒高跳界に交じって高めあっていってほしいです。

100mで12″34、200mでも24″89と記録を出しているようです。走れる跳躍選手はやはり強い…

女子走高跳

髙橋渚 選手(メイスンワーク) 1m86 CR(大会新記録) 日本歴代8位

室内は走高跳でいい記録が出るイメージがありますよね!

日本選手権2連覇中の高橋選手がPB(自己ベスト)で優勝です。ついに80台後半に乗せてきました。昨年から記録を安定させています。まだ2月なんですが…(2回目)

2位に9㎝差をつけての圧勝です。

女子走高跳は福本幸さん以来、世界大会の出場から遠ざかっていますから、高橋選手には期待してしまいますね。

女子60m

鶴田玲美 選手(南九州ファミリーマート) 7″38 優勝 日本歴代4位タイ

短い距離ではライバルの兒玉芽生選手・君嶋愛梨沙選手に先行されがちな印象でしたが30m付近から素晴らしい加速を見せて優勝しました。

児玉芽生 選手(ミズノ) 7″41 2位

惜しくも優勝とはなりませんでしたが児玉選手も良いパフォーマンスでした。1週間ほど前にカザフスタンで行われた室内ツアーで7″37の日本歴代3位の記録を出していたので、うまく修正できればと思っていましたが、流石に間が短かったでしょうか。移動などの疲れもあったでしょう。スタートはかなり決まっていたように見えます。

三好美羽 選手(神辺西中) 7″42 優勝(U16)

おそらく今大会で最もとてつもない記録です…

7″42というタイムを上回っているのはシニアの部(日本選手権の部)を含めても鶴田選手と児玉選手のみです。つまり日本選手権3位相当の記録をU16の部で出しているのです…

これでまだ中学2年とは逸材すぎます…まだまだフォームは粗削りな印象ですが、力強い走りです。

男子60m

木梨 嘉紀選手(順天堂大) 岡崎 隼弥選手(アスリートリンク) 6″61 優勝(同着) 日本歴代7位タイ

まさかの1000分の1秒まで同タイムでの同着優勝です。

同タイムといえば、2019年の日本選手権110mH決勝での高山選手と泉谷選手の13″36が記憶にありますが、あのときですら0.002秒差で着差がありました。かなり珍しい記録なのではないでしょうか?

タイムも素晴らしく伊藤浩司選手に並ぶ日本歴代7位タイです。これはスタートに定評のある山縣亮太選手・坂井隆一郎選手(ともに6″62)よりも早いタイムです。


海外に比べると、日本で冬場の室内レースは大阪室内くらいしかない(棒高跳の記録会などはあるようですが)ので、2月から国内の大会で盛り上がれるのは楽しいですね!

3月にはJpan Athlete Game大崎がジャパンアスリートトレーニングセンター大隅(鹿児島)であります。これも室内レースですね。こちらも楽しみです!

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